2015国勢調査を分析した結果、生涯未婚率が劇的に改善されているそうです。
*参考記事:生涯未婚率が劇的に改善か
国税調査によると生涯未婚率は男性25%・女性18%となっています。
将来は35%になるかもしれないと予測されていた数値と比較すると、かなり低い推移となっています。
2011年の東日本大震災以来、一人で暮らすことへの不安感も高まり結婚への意欲も高まっていることが要因の一つということです。
そこで注目したいのは、男女ともに40代以上の未婚率が改善されているということなんです。
男も女も40歳(実際には35歳過ぎ頃から)を過ぎると、
・出会いがなくなる
・一人暮らしに慣れてしまう
・他人と一緒に暮らすのが煩わしく感じる
・結婚自体を諦め始める
という気持ちが大きくなって、結婚しない(もしくは、できない)という選択肢を考え始める人が増えてきます。
それがここ5年の間に、この年齢層の結婚が増えているというからちょっとビックリしたんです。
「やる気になれば結婚できる!」
ということなのかな?
40代以上になると女性は「妊娠~出産」ということが難しくなりますよね。
もう子供も産めないんだったら、彼氏がいても籍を入れないって選択肢もアリだと思うんです。
それが不妊治療や出産に対する医学の進歩から、40代でも出産する人が増えています。
そういうことも、結婚する人を増やしている原因にもなっているだろうな~。
やっぱり子供ができたら籍を入れて、制度的にも夫婦になった方が日本では暮らしていきやすいですもんね。
もちろん妊娠しなくても、結婚という選択肢を選ぶ40代以上の男女が増えています。
ここ5年で独身男女の人生観にどのような変化が起こったのでしょうね。
私はやっぱり災害などによる【不安】というものを身近に感じることが増えたことが大きな要因になっていると思います。
東日本大震災以降も大きな地震や水害などにより、たくさんの方が犠牲になる悲しい出来事がありました。
そのたびに、一人暮らししている人に不安は大きくなり、心の中に積み重なってきたように感じます。
それに40代になってくると個人差はあるものの、心身ともに加齢に伴う衰えや病気なども出始めます。
これも一人暮らしをしていると、とても不安に感じることになります。
震災に加えて個人の体調や心の変化も、一人暮らしをしていくうえでの問題点になってきます。
そんな時にひとつ屋根の下に暮らしてくれる人がいれば、お互いをサポートし合えて心強いですよね。
今の時代は昔のような世話好きおばさんのお見合いは期待できません。
しかし、結婚相手を見つけるための出会いの場を用意してくれる婚活サービスは充実しています。
婚活サービスにはメリットもデメリットもあります。
それでも出会いの場を見つける手段としては、利用してみる価値はあると思います。
出会いなんてどこに転がっているか分からないんだから、ダメ元ですもんね。
40代以上の結婚が増えているということは、結婚するための出会いを求めている人が増えているということでもあります。
ということは、40代以上の男女が婚活しやすい環境になってきていることがうかがえます。
周囲の同年代の独身男女で結婚した人が出始めると、「私も結婚できるかも!」という気持ちになりますもんね。
あなたが結婚することで、周囲にいる独身男女の婚活を後押しすることになるかもしれませんよ。